ご注文番号:22522
刀:白鞘入り、拵え付き(第23回重要刀剣)
銘:肥前国住近江大掾藤原忠広
鞘書:肥前国中近江大掾藤原忠広 初中心在銘 時代生保頃 佳作也 長さ二尺三寸三分半 本阿弥日州
新刀:上々作:大業物:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 肥前国住近江大掾藤原忠広としては 最上作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重はばき
刃長:70.30センチ(2尺3寸2分)
反り:1.36センチ(4分5厘)
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.23センチ
重ね:0.76センチ
刀剣重量:755グラム
時代:江戸時代 寛永の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき切先が伸びる
地鉄:板目肌は良く練れている。
刃紋:直刃調に小足が入る
特徴:近江大掾忠広は初代忠吉の嫡子で寛永9年に父が没した時はまだ19歳の少年であったが
同9年からの作刀がみられる。これは忠広が多義稀な技量を保有していることと弟子たちの協力がなかった
ならばこれほど大成することは難しかったに違いない。
寛永18年7月に近江大掾を受領し元禄八十一歳で没しております。
作刀歴は60余年に及び肥前刀中でも最も多くの作品を残そております。
多くは直刃及び互の目みだれも多くどちらも優れた技量を有しております。
拵:肥後風の拵え
鍔:木瓜型鉄鍔に雲龍図を彫り、金布目象嵌。若芝鍔
目貫:素銅地に牛の図を高彫りし一部金色絵。
縁頭:鯉口金具:鐺:鉄地に雲龍図を彫り、金布目象嵌。
葵美術より一言:この刀は小板目肌が良く積んで匂口の深い直刃出来となる。
匂口の深い刃紋は徐々に抜ける様な刃紋となり帽子も丸く返り消えていく風情です。
本作の匂口の深い刃紋は3代の代作とも思われる出来の良さを示しております。
第23回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳
価格:4,200,000円(消費税、送料共)
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