ご注文番号:19255
刀:白鞘入り、拵え付き (特別保存刀剣)
銘:肥前国住近江大掾藤原忠広
新刀:上々作:大業物:肥前
最上研磨済み
はばき:金色絵と赤銅二重はばき
登録証番号:愛知 16530
交付年月日:昭和30年1月24日
刃長:2尺1寸2分(64.24 センチ)
反り:5分(1.5センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.18センチ
先幅:2.21センチ
重ね:0.66センチ
刀身重量:725グラム
時代:江戸時代寛文の頃
体配:身幅3.18センチと広く重ね厚く、がっしりとした反りのある切先の延びた体配の良い刀。
地鉄:小板目肌実に良く練れて地錵が微塵に付き精良な小糠肌となる。
刃紋:錵出来直刃にのたれが混じり、匂口深く刃縁柔らかく品格がある。
特徴:忠廣は肥前の刀工で、初代忠吉の実子。本名を橋本平作郎といった。
父の没した後の寛永十年紀からの作刀が見られ、寛永十八年(1641年)に二十九歳の時、近江大掾を受領。
受領後の正保、慶安頃が最盛期であったといわれる。
終生忠吉銘は襲名せず、忠廣と銘した。藩より屋敷と切米二十石を拝領し肥前刀の高揚に務めた。
作刀期間は約六十年と長く、長寿であった為作品数は多く作風も多彩である。
元禄六年(1693)八十歳にて没した。切味が良く、大業物に指定されている。
就中地鉄の精美な点では肥前刀随一といわれ、父忠吉に次ぐ名工との評価が高い。
本作は身幅が広く健全で切先が延びて体配の良いがっちりとした作品で刃紋の
匂口が深く明るい刃をした傑作品で無瑕で出来の優れた作品です。
重要刀剣に匹敵する程の作品で身幅広く切先ののびた最高の出来で瑕、欠点のない作品です。
是非この名刀をお求め下さい。
拵:見事な状態の良い拵えです。
鍔:赤銅魚子地に耳をやや広めに彫り唐草模様を彫り
地に富士山、寺等の文様を彫り金で色絵をほどこす。
縁頭:赤銅無地に鳥を金で色絵をほどこす。
鞘:黒に泡風の文様を全体に描く最上級の鞘。
目貫:赤銅地で植物の文様を高彫りする。
特別保存刀剣
葵美術評価鑑定:全身押し形
価格: 1,100,000円(消費税、送料共)
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