天田昭次刀匠は現代刀匠の最高位である重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)として大いに活躍しました。天田昭次(本名は誠一)は昭和二年に天田貞吉の長男として、現在の新発田市に生まれました。昭和十五年に日本刀鍛錬伝習所に入門し栗原彦三郎の門人となります。戦後は新作名刀展に於いて三回正宗賞を受賞しました。伊勢神宮式年遷宮神宝太刀の製作者にも選ばれるなど栄誉に浴しています。三回目の正宗賞受賞後の翌年である平成九年には重要無形文化財保持者 (人間国宝) に認定されました。平成二十五年六月に死去。天田刀匠は古刀に迫るためには鉄からだという持論に基づいて自家製鉄によって材料を賄っていました。その選ばれた鉄によって素晴らしい作品が生み出されていました。
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