銘文『(葵紋)康継入道以南蛮鉄於武州江戸作之』
種別 刀
長さ 二尺三寸四分七厘
反り 三分
元幅32ミリ
元重7.5ミリ
先幅21ミリ
先重5ミリ
刀身重量786グラム (すべて約です)
北海道教育委員会 昭和26年大名登録
非常に見事な三尊体と龍図が表裏に施され、龍は今にも天に昇る勢いで、臨場感は半端ではなく、まるで生きているような素晴らしい彫が一段と本刀を華やかに飾っております。
全く手抜かりのない最高の出来で、上品なる小板目肌に地沸よくつき、刃中には金筋が入り、刃縁に銀の小粒を蒔いたような小沸良くつき、匂がふかく、砂流しが見事で、二重刃ごころとなるなど非常に美しい働きがある家宝に相応しい至宝の一振りです。
越前康継は江戸幕府初代将軍「徳川家康」の御用鍛冶として有名です。
二代康継は初代康継の嫡子で、通称を市之丞といい、後に入道して康悦と称し、正保3年に没している。二代康継の作域は初代の風をよく受けつぎ上手であり、また初代同様彫物を得意とし相伝の南蛮鉄の熟しと鍛えの秘術を会得し寛永十七年八月には三代将軍家光の出雲日御碕神社への奉納太刀を鍛造するなど、将軍家お抱え刀工の重責を担いました
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