価格 (price)1,300,000円(JPY)
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品番:WA-010714
鑑定書: 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)?時代 Era(Jidai):備前国(Bizen) 室町時代初期、文安五年八月日(Bunnan 1448年)
刃長:Blade length(Cutting edge): 39.5cm(一尺三寸〇分半) 反り:Curve(SORI): 0.3cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.78cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.62cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.3cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm
茎:Sword tang(Nakago):生ぶ茎、勝手下がり鑢目。穴3。
体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟。
彫物:Engraving: 表に梵字を彫る。
地鉄:Jitetsu(Hada): 板目肌。映り立つ。
刃紋:Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ刃紋。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ先小丸へ返る。
登録:Others: 文化財保護委員会 昭和26年登録
【解説】備州長船則光の初代は長光の門人と伝えられ、嘉元三年紀の短刀が現存します。銘鑑ではこれを初代として、二代を延文頃、家助の子と云われる三代が応永頃で、続く四代が永享頃からにかけて活躍したとされます。これ以降室町末期に至るまで則光の名跡を刻んでおります。
本作品の則光は、年紀から辿ると四代に該当すると思われ、備前祐光と並んで双璧と名高い刀工であります。
体配は寸延び平造りの脇差で、刃長は一尺三寸あまり。重ねはやや薄く反りが一分ほど利く南北朝期の体配を偲ばせる姿で。表裏の梵地彫刻が刀身を引き締めて雅味があります。地肌は板目肌で刃紋に沿って淡く映り立ちます。刃紋は匂い勝ちで小沸がつく互の目と丁子が乱れるもので、刀身中より物打ちにかけて逆さ掛かる丁子刃紋になって、鋩子はそのまま乱れて小丸へとかえる感じです。刃中には足、葉、砂流し、金線と様々によく働いて明るく冴え渡ります。茎は完全な生ぶで鑢も銘もしっかりと残って保存状態は良好。特別保存刀剣に合格した備前則光の地刃健全で出来が良い、同作の特徴を良く示した平造りの脇差です。白鞘、金着せ二重はばき。




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