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品番:KA-060517
鑑定書:Paper(Certificate): 重要刀剣
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 山城国(Yamashiro) 鎌倉時代中期(Kamakura era)
刃長:Blade length(Cutting edge): 69.45cm(二尺三寸弱) 反り:Curve(SORI): 1.6cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.1cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.0cm
茎:Sword tang(Nakago): 大磨上、先切り、鑢目切り、目釘穴3
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、反りやや深い、中切っ先延びる。
彫物:Engraving: 表裏に棒樋を掻き流す。
地鉄:Jitetsu(Hada): 小板目詰む、地沸え微塵に厚く付き、地景入り、淡く映り立つ。
刃紋:Temper patterns(Hamon): 中直刃に小丁子、小互の目、飛び焼き交え、匂深く様々に働く。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ込み、先やや尖り、小丸へ返る。
登録:Registration Card: 東京都
【解説】国行は、来派の事実上の祖であり、短刀の確実な遺例は僅かに一口のみであるが、太刀の在名作は比較的多い、国行の作刀には製作年紀を添えたものは皆無で、その子と伝える二字国俊に弘安元年紀があることから、通説の康元頃という年代は妥当とみられる。彼の太刀姿は、細身、尋常なもの、身幅がたっぷりとして豪壮なものなど種々見られる。
この太刀は大磨上無銘であるが、輪反りごころがなお深くつき、幅広い豪壮な姿態を呈し鎌倉中期の時代色をよく示している。地には沸映りが立ち、刃紋は小丁子、小互の目など複雑に乱れて、変化をみせており、焼頭に小模様の飛焼・湯走りがかかる様には同工の特色が明示されている。僅かに大肌を交えるものの、地刃が健全であり、同工の特色を顕現した優品である。白鞘、金着二重はばき、第55回重要刀剣指定。
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