鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 相模国,神奈川県(Sagami) 安土桃山時代(Azuchimomoyama period about 1592~)
刃長:Blade length(Cutting edge): 37.8cm(一尺二寸五分) 反り:Curve(SORI): 0.4cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.65cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.95cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.50cm
茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、ほぼ切り鑢目。目釘穴一。
体配:Shape(Taihai): 平造、三つ棟、僅かに反る。
地鉄:Jigane(Hada): 板目肌の杢目交え、地沸つき肌よく現れる。
刃文:Temper patterns(Hamon): 湾れに互の目丁子を交え小沸つく。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 掃きかけて小丸へ返る。
登録:Registration Card: 宮城県 昭和49年
【解説】本作は古刀期より代々続く綱廣の三代目作と鑑せられます。名を山村宗右衛門と称し、鎌倉の扇ヶ谷に住しました。後に津軽藩主の招きにより弘前に移りて大小三百振りの腰刀を鍛刀し、慶長十一年業を終わりて帰国します。寛永十五年二月二七日没。九一歳の長寿でした。同家は明治、大正期の十五代まで繁栄しました。綱広の作は刃の利きが良く切れ味に定評があり古来より人気、評価ともに高く、三代綱廣作も末古刀上作に列しています。
本刀の体配は元巾先巾シッカリとして姿誠に健全です。地鉄は板目肌に杢目を交え地沸ついて肌よく現れます。肌にはムラが感じられず美しく雅趣が豊かで見どころとなります。刃文は湾れに互の目乱れを交えて小沸つき刃中には足、葉、砂流し、金線など様々によく働きます。物打ちから切先にかけては焼きを強めて荒沸がついて覇気を一層高めています。帽子はタップリとして掃きかけ先小丸へ上品に返ります。茎は生ぶで鑢目、錆味ともに申し分なく、銘ぶりも大変立派です。相州住綱廣の健体で地刃冴えた優品となります。金着せ二重はばき。日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書





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