刀 無銘 古備前吉包 第37回重要刀剣 古刀上々作 田野辺先生鞘書
品番:KA-060424
価格 (price)12,000,000円(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 第37回重要刀剣指定
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):備前,岡山県(Bizen)・平安時代中期 永承頃(Middle Heian Period about 1046~)
刃長:Blade length(Cutting edge): 67.5cm 反り:Curve(SORI): 2.5cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.68cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.62cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.05cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.50cm
【重要刀剣図譜より】
形状 鎬造、庵棟、身幅狭く、腰反り高く踏張りあり、小鋒。
鍛 板目に杢交じり、比較的につみ、地沸つき、淡く映り立つ。
刃文 丁子に互の目・小乱れ交じり、 足僅かに葉入り、出入り少なく、小沸つく。
帽子 直ぐに小丸。
茎 大磨上、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔二、 無銘。
説明 備前国吉包は古備前派および福岡一文字派に同名があり、一文字派の吉包の作は現存するものが稀で、 古備前には銘振り・作風からみて数工いたとみられる。吉包の作には小乱れ調の刃文を焼き、映りの淡い出来で小振りの銘のものと、小丁子が目立って乱れ映りが鮮明に立ち、やや大振りの銘を切るものとがあり、前者が古備前で、後者が一文字派と思われる。この刀は大磨上、無銘ではあるが、姿・地・刃などから古備前吉包と鑑せられるもので、匂口の味がとくによい。
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