刀 陸奥会津住三善長道 慶応三卯年八月日 附 印伝塗鞘打刀拵 特別保存刀剣鑑定書
品番:KA-010625
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):陸奥国,福島県(Mutsu)・江戸時代後期 慶応三年(Late Edo period 1867)
刃長:Blade length(Cutting edge): 71.0cm(二尺三寸四分) 反り:Curve(SORI): 1.3cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.03cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.81cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
拵全長:約105cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、切鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。
地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌。
刃文:Temper patterns(Hamon): 小互の目乱れ。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 湾れて先小丸へ返る。
登録:Registration Card: 福島県
【解説】
会津の三善長道一族は長国を祖とし、その子政長から長道へと代々続く陸奥刀匠の名家です。上京し肥前忠吉と同じく埋忠明寿に学んだ為に山城伝の趣強く、寛永四年(1627年)より父長国と共に会津で鍛刀。美濃から移住してきた兼定一派と双璧の三善家はこのときより始まります。政長の子三善長道は、寛永十年(1633年)会津生まれです。会津正宗、会津虎徹とも称され、出来は虎徹にやや類似し、斬れ味の良さは後代まで引き継がれています。本作は年紀より江戸最末期、九代目三善長道の一作と鑑せられます。同工は八代長道の長男として生まれ、名を芳太郎、後に藤四郎と改名します。明治二十一年一月七日に没しています。
本作体配は、刃長が二尺三寸四分。身幅、重ね共に尋常で、反り適度、中切っ先がやや延びた鋭い刀姿を示す一刀です。地鉄は小板目肌で、地沸が付いて澄んだ精良な鍛肌です。刃文は小沸出来の小互の目乱れを主として、尖り刃等が交じり、匂口やや締まり心に明るく冴えます。刃中には、小足入り、刃縁に金筋・金線がかかり、一部打除け風の働きを交えて盛んに働きます。帽子は湾れて先小丸へ返ります。茎は生ぶ、切鑢目で刀工銘と年紀を切ります。拵は時代金具を配し、黒茶印伝塗鞘の趣深い品となります。陸奥国会津の名工 三善長道。本刀は9代長道の一口で、健全且つ上品な出来口の優品としてご紹介いたします。白鞘、金鍍金一重はばき、印伝塗鞘打刀拵、特別保存刀剣鑑定書。
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