刀 豊永東虎源行秀 第24回重要刀剣 新々刀上々作 薫山鑑刀日々抄所載品 薫山鞘書
品番:KA-060124
価格 (price)9,000,000円(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 第24回重要刀剣指定
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):筑前,福岡県(Chikuzen)・明治三年(Meiji era 1870)
刃長:Blade length(Cutting edge): 65.7cm(二尺一寸七分) 反り:Curve(SORI): 1.36cm(四分五厘)
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.22cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane:0.72 cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.75cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm
【重要刀剣図譜より】
形状 鎬造、庵棟、身幅広めに重ね薄く、反り浅く、大鋒。
鍛 小板目細かにつみ、地沸つき、無地風となる。
刃文 互の目乱れに丁子交じり、足入り、匂い深く、 沸よくつき、砂流しかかる。
帽子 乱れ込んで先尖って返る。
彫物 表裏に二筋。
茎 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、化粧つく、目釘孔一、佩表棟寄りに七字銘があり、裏に同じ年紀がある。
説明 左行秀は生国が筑前で豊永久兵衛と云い、自ら筑前左文字の後裔と称する。 天保初年頃に江戸に上り、清水久義の門に学んで出藍の誉れが高い。弘化三年、土佐山内家の抱工となって土佐に移り、のち文久二年には江戸深川砂村の土佐藩邸に移住し、慶応三年迄江戸で鍛刀した。同年夏、土佐へ帰国し明治十八年七十四歳で歿した。作風は直刃仕立と乱刃の両様あるが、大阪の真改に私淑したと思われるような直刃調、浅くのたれ、足入り、匂深くよく沸つき、匂口明るく冴えるという出来が彼の得意としたところである。 明治三年二月、豊永東虎と称し、この年の八月で作刀生活を終了しているので、この刀はまさに最晩年の一口といえよう。時に行秀五十八歳である。
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