詳細画像
脇差 井上和泉守国貞 (二代国貞) (井上真改) (新刀最上作) (業物)
wakizashi [inoue izumi-no-kami kunisada] (2 generation kunisada) (inoue sinkai) (sintou saijou-saku) (wazamono)
日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon
品番:2310-2030
白鞘入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
33.5cm (一尺一寸〇五里)
反り Curvature(SORI)
1.0cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.31cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.55cm
鎬重
0.78cm
先幅
2.57cm
先重
0.47cm
茎
生ぶ
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
摂津国大阪 : 江戸時代前期 寛文頃 (1661-1673)
settsu osaka : The Edo era first half year. KANBUN (1661-1673)
登録
三重 第30222号 昭和46年5月20日
鑑定書
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 昭和五十七年九月三十日
【コメント】
真改は東の虎徹、西の真改、助広と並び称され、助広とともに大阪新刀を代表する双璧として有名です。
真改は初代和泉守国貞の次男として寛永七年に生まれ、初め父と同じく和泉守国貞と切り、慶安ころは父の代作代銘を多くするという。
初代も二代も国貞と銘したので、区別するため初代を親国貞、二代を真改国貞と呼んでいます。
井上和泉守国貞と切るのは二代国貞(井上真改)のみで初代国貞は井上とは刻銘しません。
後に朝廷より菊紋を許され、茎に十六菊紋を切り、寛文十二年八月より銘を真改に改めました。
その沸出来の華麗な作刀から「大阪正宗」と当時より今日まで称えられています。
本作品は潮合深く沸が刃方へ煙込む「大阪正宗」と称えられた沸の妙が遺憾なく発揮された作品です。
刀剣の業物一覧
※ご参照下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/刀剣の業物一覧
List of Wazamono.
※Please refer.
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Wazamono
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